【第4回】テアニンでココロとカラダの不調をサポート
あなたの乱れ、テニアンが整えます
ホルモンは、私たちが日々生きていくために欠かせない物質です。全身の至るところでつくられ、情報を伝えて作用を及ぼし、健康維持のために様々な役割を果たしてくれています。しかしだからこそ、そのホルモンのバランスが乱れると、私たちのカラダ、ひいてはココロにも不具合が生じ、なんだか調子が悪い、やる気がしない、いらいらして八つ当たり、・・・多くの悪影響が出てきてしまいかねません。
理解されにくい、PMSのつらさ
日常生活において女性を悩ませるもののひとつに、PMSという症状があげられます。PMSは月経前症候群(Premenstrual syndrome: PMS)のことを指し、月経前に現れる多種多様な症状の総称です。月経開始の3~10日前から始まる精神的、身体的症状のことで、月経開始とともに減退または消失するものとして定義がなされています。その症状には優に100を超えるバリエーションがあると言われています。「イライラする」「憂鬱になる」「眠気が強い」「おなかが痛い」といったよく耳にする症状をはじめとして、「部屋の片づけがしたくなる」「衝動買いをしてしまう」など、その症状は個人によって千差万別の様子。またその症状の重さも頻度も個人差があるため、同じ女性でも完全に理解し合うことは難しい世界だとか。それでも、約8割の女性がPMSを訴えているのは、共通した何かが女性のカラダに影響しているからなのでしょう。
PMS症状の原因は排卵後のホルモンバランスが変化することといわれていますが、明確なことは明らかになっていません。わかっているのは、月経前2週間前後の排卵後に起こる、さまざまな不快症状であるということ。
それでも、少しでも症状が軽くなれば、うれしいですよね。
精神的症状 |
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イライラする |
怒りっぽくなる |
無気力になる |
憂鬱になる |
不安になる |
集中力が低下する |
身体的症状 |
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眠い |
疲れやすい |
胸が張って痛む |
下腹が痛む |
頭痛がする |
肌が荒れる |
手足が冷える |
むくむ |
テアニンでPMSを軽減・・・!?
22~49歳の女性に、2周期にわたって生理前10日目~14日目にテアニンを摂取してもらいました。
詳細に身体的症状、精神的症状について得点付けをして比較をしても、どの症状においてもテアニン摂取によってPMS症状が減少する傾向が見られました。
はっきりした原因や機構がわからないといわれるPMS。効果が多くの人にあったというデータがあり、安心安全なものであれば、藁をもすがる思いでテアニンに頼りたくなる女性は多いのではないでしょうか。
テアニンと更年期障害?
更年期障害は、閉経前後にホルモンのバランスが崩れることにより、様々な症状が出ることを指します。ほてり、多汗、頭痛、冷え、食欲不振、不眠といった身体的症状から、イライラ、不安、物忘れといった精神的な症状まで。PMS症状と同じく、症状の種類や強さには個人差があると言われています。
更年期症状のある女性13人に、テアニンを3カ月飲んでもらいました。すると、グラフのようにテアニンを飲んだグループは高い点数、すなわち高い改善率を示し、テアニンによる更年期症状の改善が示唆されたのです。
PMSと同じく、とにかく更年期障害から逃れたい人には、朗報ですね。
テアニンを摂ることで、ココロにもカラダにも、いいことがいっぱいです。テアニンで症状が改善すれば、周りのひとまで巻き込んで「ほっと」できるのではないでしょうか。