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太陽化学のCSR

太陽化学のCSR 太陽化学のCSR

Top Message

代表取締役社長 代表取締役社長

心身の健康、人のウェルビーイングを実現するために。
私たちがやるべきことは何か。

変化の大きい時代 乗り越える力を。

今年は様々なことが起きた1年でした。

コロナの影響も残る中で、戦争やそれに関わる物流への影響、インフレや燃料高さらには鳥インフルエンザによる影響まで、世界中で様々な局面において問題が噴出した年でした。原材料やエネルギーの供給も今まで当たり前のように行われてきましたが、実は非常に弱い構造の上に成り立っていたと感じました。

今後はより憂慮すべき事態が起こる可能性もあります。私たちは、あらゆる事態に対応していかなければならず、社内の意識も何が起きたとしても対応できる体制づくりが必要です。

2050年には日本の人口は1億人以下になるといわれている状況下で、国内の新たなマーケットや海外の既存のマーケットに向けて、自分たちの得意な分野で活路を見出さなければなりません。少子化・人口減のスピードも予想以上に早く、より大きな波に備えなければならないと考えております。そのために、注力していきたいのは「情報」の捉え方です。

「世界の人々の健康と豊かな生活文化に貢献すること。」
正しい情報を正しく伝える

東南アジアなどの暑い地域は、加糖飲料などの糖分を多く摂取する傾向があり急速な勢いで糖尿病患者が増えています。こういった社会問題に対し正しい「情報」を伝えることで、食事の摂り方が変化するのではないかと考えています。

「かしこく食べる」を世界中で推進する。

例えば、小学校の家庭科でも現状より更に栄養基礎学を学び、幼い頃から「健康のための食べ方」を知ることが最善ではないかと考えています。正しい情報を学ぶことで栄養バランスを意識し健康を維持できるのであれば、医療費なども変わっていくと考えています。

偏った食事による発病も存在する中で、正しい情報を正しく伝える大切さを痛感しています。

エビデンスや医学的根拠を蓄積しながら、正しい知識を皆様にお伝えしていくことが私たちの使命だと考えています。

正しい情報のもと、ウェルビーイングをどう実現させていくか

“ウェルビーイング”という言葉は「心身ともに満たされた状態」を指します。例えば、いつもとは違う食べ物を食べることによって、肌の状態が変化するなど、“体内”をいかに綺麗にするかが、“体外”の綺麗に繋がっていくことが少しずつわかってきました。

“心の内”で「美しくなる」「気持ちがよい」と思って化粧品を使用するとポジティブな気持ちになりホルモンの分泌が促されて、より綺麗になるということもあります。人間の身体とは部位ごとにバラバラではなく実は一体的なのです。気持ちが身体に与える影響は実際に存在し、自分は環境に配慮したものを使用しながら健康的であると思い生活すればそれはその人にとってのウェルビーイングになります。心と身体を一体的に捉え、人のウェルビーイングを実現する事業をどうやって構築していくかについて探っていきたいと考えています。ここでも、ポイントとなるのはやはり「情報」です。情報が飛び交う世の中では、伝え方によって物事の見え方が変化していきます。正しい情報とは何かを追い求めつつ、私たちの事業をどうやって関与していけるか、また人のウェルビーイングを実現した社会をどうすれば築くことができるかを考え取り組みを進めていきます。

共創を生み出す

正しい情報を得られる社会を実現するには、私たちの力だけでは実現できません。例えば、ウェアラブル端末やAIで日々の身体の状況をモニタリングすることで情報が蓄積し、その人にとっての必要な栄養を把握できれば、更なるウェルビーイングに繋がっていきます。生活習慣が乱れがちな方へ健康的な生活をサポートしていくためには、環境づくりがとても大切で、生活を構成する家電などとの連携も不可欠だと考えます。日々排便をモニタリングするトイレや食生活を管理コントロールし、必要であれば栄養素を添加する冷蔵庫など、より生活と密着した健康管理というのが当たり前になる日がそう遠い未来ではないのかもしれません。また身体の状態がわかるようになると食べ物と健康の相関関係ももっとはっきりしてくるのではないかと考えています。正しい情報を得られる社会を実現させていく為、業種を問わずメーカーとの共創なども取り組んでいきたいと考えています。

新しい分野へ

日本の食品廃棄は年間約500万トンといわれています。当社は廃棄抑制のため、食品添加物である抗酸化剤を用いて消費期限を延長する取り組みを実施しています。また食品そのものだけではなく、食品に使用される包装に対しても食品添加物を使用するアプローチもしています。日本の食品包装は内容物の品質を維持することに長けていますが、包装する食品の量や種類が多いほどプラスチック廃棄物も増加します。そういったプラスチック廃棄物を減らすことを目的とし、包装容器を石油由来からバイオ由来のものへ変更する動きがあります。そして、ここでも食品添加物が使用されています。

また、現在のエネルギーコストの増大や効率化の影響を受け、他企業の製造工程のロスの見直しや簡素化まで当社にお声がかかるようになりました。SDGsをきっかけに意識された生産工程の問題点ですが、そこへお手伝いができ、お客様に喜んでいただければ互いに利益になりつつ社会貢献にも繋がります。今後も事業領域を国内・海外を問わず、また一介の商品開発だけに留まらず展開し、変化に強い企業体質を構築していけたらと考えています。

社会的であることはベースに
ステークホルダーの皆様とともに

新しいことへの挑戦をどんな時代であっても継続していくことが私たちの使命であり、その中で皆様の役に立てるような場所になりたいと考えています。SDGsやESGの考え方をどう事業にしていくかは当たり前に行われる必要があると思っていますし、当社も事業としてそう取り組まなければならないと考えています。ステークホルダーの皆さまと一丸となって、社会の要請に取組んでいきたいと考えています。

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