チラバゾールの機能性
「チラバゾール」は、当社がこれまで食品分野で培ってきた技術を基盤として開発した「100%植物由来」の脂肪酸エステル系界面活性剤です。
現在、汎用樹脂といわれる ポリエチレン (PE)、ポリプロピレン (PP)、ポリスチレン (PS)、ポリ塩化ビニル (PVC)でのフィラーの均一分散、フィラーの高充填が可能となり、環境にやさしく安全性に優れた樹脂改質剤としてご使用頂いております。その機能と特性を実験データを交えてご紹介します。
樹脂・可塑剤へのフィラー高充填化・流動性向上
チラバゾールは固/液界面に作用し、PE,PP,PVC,PS等の樹脂及び可塑剤への充填剤や顔料分散性を向上させます。
PPへの硫酸バリウム高充填化
PPへのタルク分散性向上(トルク低減)
チラバゾール 水系へのフィラー分散性向上
チラバゾール W-01は水系への充填剤(炭酸カルシウム、アルミナ、酸化チタン)の分散性を向上させます。混合物の粘度も減少します。
水系でのアルミナ分散
チラバゾール W-01の少量添加(0.6%)により、水系でのアルミナの分散性が向上します。
チラバゾール 水系への酸化チタン分散性向上
チラバゾールW-01は水系への酸化チタンの分散安定性を向上させます