【第2回】テアニンで夜もぐっすり
あなたは夜、ちゃんと眠れていますか?
不眠症とは、安眠できない夜が4週間以上続いている状態のことを指します。こと日本人においては、少なくとも4人に1人が睡眠に悩みをかかえているという調査があります。実感としても、自分の睡眠に満足できていない人は多いのではないでしょうか。
仕事や育児、家事に追われて睡眠時間が取れなかったり、はたまた就寝前にスマートフォンやゲームに熱中してしまったり。健康状態によっても、よく眠れないこともありますよね。さらに、ストレスをはじめ騒音、室温、更年期の症状など、さまざまな要素が不眠の原因となっています。近年、夜型人間が増えて生活のリズムが乱れていることも一因と言えるでしょう。
夜によく眠れないと、日常生活にこんな不具合が生じてきます。
- 頭がぼーっとして霞がかったようになる(帽子現象)
- 日中に眠気が襲う
- 日中に集中できない
- 能力が発揮できない
睡眠負債を抱えると、脳のパフォーマンスが低下するだけでなく、疾病のリスクや免疫力の低下、精神的に不安定になる、といった影響も出てきてしまいます。
テアニンで快適な睡眠を!
健康な男性22名に対し6日間にわたり、テアニンを200mg就寝前に摂取する試験を行ったところ、テアニンとプラセボ*を比較すると、テアニンを摂取した群では寝つきや中途覚醒の改善、よく寝た感覚など、睡眠の質が向上している傾向がみられました。また、テアニンによって睡眠中の目覚めが少なくなったことも、この睡眠改善における自覚効果には関係しています。
人によって眠りの悩みは様々であっても、これだけ多くの効果が期待できるのであれば、試してみるに越したことはありません。睡眠はだれしも、毎日必要になるもの。人生の三分の一をも占めるといわれています。テアニンで快眠して、あなたの人生の時間を有効活用しましょう。
*:プラセボとは、有効な成分が入っていない(この場合、テアニンが入っていない)見た目が同等な錠剤や食品など。