入社のきっかけ・決め手は?
1番の決め手は食品の機能性に関する研究開発に力を入れていたことです。元々高校時代に野球部で、栄養管理で劇的にトレーニングの数値が伸びた経験があり、それからずっと高齢者や一般の人からアスリートまで、食を介して健康に寄与できる仕事に就きたいと考えていました。また、就職活動当時の世の中の健康志向の高まりや医療費削減の流れで、食品の機能性がより強く求められると感じていましたので、しっかりとしたデータに基づいて素材、製品を開発の出来るメーカーに将来性を感じ、志望しており、内定を頂いた中で一番自分の理想に近かったため、太陽化学に入社しました。
現在の仕事内容を教えてください。
今はニュートリション事業部で、ある程度開発の進んだ製品から全く新規の素材まで様々なフェーズの機能性食品素材の開発を担当しております。食品中に含まれる成分の同定や測定法の確立といったかなり大学の基礎研究に近いようなことから、既存の製品を、例えば昨今始まった機能性表示食品向けの製品として扱うための戦略の組み立てやデータ取りなどの高付加価値のための開発のようなことも担当しております。
仕事のどこにやりがいを感じますか?
1つのテーマ、1つの課題をやりきったときの達成感が一番のやりがいです。どの仕事、どのテーマでも大きなハードルがありますが、考え抜いた末に解決法を見つけたときはとても高揚しますし、実際に手を動かしていって1つの形にまとめられたときに最も充実感を感じます。あとは担当していないような製品でも、実際に採用されている末端製品をコンビニやスーパーで見かけるとちょっと優越感に浸れたりもします。
太陽化学の良いところを教えてください。
従業員行動規範にも「チャレンジ!スキルアップ」とあるのですが、業務に直結する事だけでなく、社員の能力向上が会社の成長に繋がる事を期待して、若手に発信の場やチャンスを与える社風があります。意見交換も活発で若手の意見も聞いてくれるので、若手であっても意見を言いやすいです。このような場があることは、仕事に対する意欲の向上にも繋がります。
学生の皆さんにメッセージをお願いします。
自分の中でこれはという芯となるものを持ってください。会社に入ってみると良く分かるのですが、学生の就職活動の短い期間に目に出来る会社というのは本当に少なくて、社会に出てみると自分の見てきたものが狭い範囲だったのだなと感じます。そういった意味で考え方というのは変わっていくものなので常に自分の希望が会社にマッチするかは分かりません。一方で、全く交わらないということもほとんどないと思います。そのような時は会社の要求に応じて自分で噛み砕いてその都度修正してみてください。その指標となる自分の考えを貫けるような芯となるものを見つけられると、就職活動も社会人としても充実感を持って過ごす事が出来るのではないでしょうか。
ある日のスケジュール
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8:15
- 出社
- 個人的に朝のほうが集中し易いので30分前に出社して文献調査などのインプットが多いです。
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9:00
- 業務確認
- 当日の研究内容の確認と、イレギュラーな業務の有無を上司に確認します。
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9:20
- 作業開始
- 担当している新製品の試作、もしくは試作品の解析、分析だけで1日がかりのことも。
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12:00
- 昼食
- 社食で同じチームやグループのメンバーと一緒に食事をします、社食のビュッフェは取りすぎ注意。
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13:00
- 作業続き
- 午後は出来るだけ手を動かすようにしています。結果が出てくるので同僚、上司とディスカッションも行います。
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17:00
- 一日の研究データのまとめ
- 実験はひと段落して、業務の疑問点や、営業さんからの依頼の調べ物をしていることが多いです。
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18:00
- 退社