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トレンド先取り!?『オーガニック』の食物繊維、考えてみませんか?

“オーガニック”の食品、意識したことはありますか?

“オーガニック”の食品、意識したことはありますか?

食品や加工食品など選ぶ際に『オーガニック』を意識したことはありますか?スーパーなどの生鮮売り場で『有機野菜』を見かけることはありますが、調味料などの加工食品や健康食品・サプリメントとなると『オーガニック○○使用』を謳った商品の専門店や通信販売元を意識しないとなかなかめぐり合えないものでしょう。ところが海外では、オーガニック素材を使用したサプリメントや加工食品が量販店などの店頭にも広がっており、商品選びの判断基準のひとつとなっていることが伺えます。

世界のオーガニック市場の広がり

日本ではまだまだ規模が大きいとはいえないオーガニック市場ですが、2019年では世界で106兆ユーロ。そのうちアメリカで約45兆ユーロ、ヨーロッパ域内で約42兆ユーロと年々拡大しています。

世界のオーガニック市場の広がり

出典:https://www.fibl.org/fileadmin/documents/shop/1150-organic-world-2021.pdf

2017年8月には、米インターネット通販大手のアマゾン(Amazon.com, Inc.)がアメリカの自然派高級食品スーパーであるホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market, Inc.)を買収しました。近年のアメリカでは、大手スーパーで手頃な価格のオーガニック食品を購入することができるようになっていますが、ホールフーズは商品価格が高いものの、おしゃれで高級感のある自然派食品を清潔感のある店舗にて購入できることで人気を得ています。そんなホールフーズがアマゾンの傘下に入ることで、ホールフーズの商品をアマゾンを通じて手軽に購入できるだけでなく、アマゾンの流通網により、価値のあるオーガニック・自然派食品がより入手しやすくなるでしょう。このように、より多くの人にとってオーガニック商品が身近になり、市場が広がっていることがわかります。

日本でも、2016年にイオンがフランスのオーガニックショップ「ビオセボン」を麻布十番にオープンさせたり、大手スーパーの一角ではオーガニック野菜や果物の売り場が見られたりするなど、少しずつ身近な存在となってきています。

「食物繊維×オーガニック」素材のご紹介

日本のオーガニックの市場が広がるのに先行する形になりますが、世界の流れを汲み、太陽化学も様々な製造・販売している商材のうちから、海外向けにグァー豆から作られた水溶性食物繊維グアーガム分解物を販売開始しております。

「食物繊維×オーガニック」素材のご紹介

これからのオーガニック市場拡大に向けて

日本ではまだまだ規模が小さいと考えられるオーガニック市場ですが、これから少しずつではありますが拡大していくでしょう。特に、2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックでは、各国から世界の基準をクリアした安心・安全そしてサスティナブルな食糧の使用を求められていることもあり、国としてもオーガニック・エコ農業の拡大に向けた取り組みをしています2)。当社でも日本国内向けオーガニック対応の水溶性食物繊維グアーガム分解物の発売を計画しています。

(2021年11月)

参考文献
1)Organic Trade Association ホームページ(https://www.ota.com/resources/market-analysis
2)農林水産省開示資料(http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/pdf/06_sankou_160201_1_1.pdf

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