伊勢志摩サミット/三重県情報館に太陽化学の「TMPS-Pt担持触媒」出展!
G7 2016伊勢志摩サミットにおいて、多様な三重の魅力を発信するため、 三重県が国際メディアセンター内に設置する「三重情報館」に、 「TMPS-Pt担持触媒」を出展しました。
「三重情報館」は、国内外の報道関係者の拠点となる国際メディアセンター内に設置され、「伝統と革新~和の精神~」をコンセプトに、豊かな歴史、文化、自然、食、産業など、三重の多彩な魅力を発信する施設です。
- 期 間 サミット会期中:2016 年5 月25 日(水)~28 日(土)(終了)
アフターサミット:2016 年5 月30 日(月)~6 月10 日(金)(終了) - 場 所 伊勢志摩サミット 国際メディアセンター アネックス館内
TMPSとは?
TMPSR(TaiyoKagaku MesoPorous Silicas)は、界面活性剤のミセルを鋳型として合成される、ハニカム(蜂の巣)状の均一なナノサイズの細孔を有するシリカ多孔体(メソポーラスシリカ)です。 太陽化学は独自の界面制御技術を活かし、業界に先駆けてメソポーラスシリカの量産技術を確立しました。
TMPSの特徴
TMPSRは大きな比表面積(?1300 m2/g)と細孔容積(?1 cm3/g)を有します。
- TMPSR1gで、テニスコート5面分の表面積を持ちます。
プラチナナノ粒子/TMPSR触媒を活用した野菜劣化の抑制
TMPSR触媒は、TMPSRの細孔内に金属ナノ粒子を担持した触媒です。
植物老化ホルモンであるエチレンを分解し、野菜の鮮度を保ちます。TMPSRの細孔内にプラチナナノ粒子を担持した触媒を野菜と共に密閉した試験では、触媒なしに比べて、触媒入りのほうが野菜の劣化を遅らせていることが確認されました。
また、他の揮発性有機化合物(VOC)も分解することも確認されており、常温環境触媒としての活用が期待されます。
TMPSの今後の展開
今後、吸着、ナノ空間利用、安定化、調湿、徐放など、幅広い用途での展開が期待されます。
ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください
(2016年6月)