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注目のスポーツニュートリション素材をピックアップ! 東京オリンピックに向けた、太陽化学からのご提案

2020年。待ちに待った東京オリンピックの開催が、近づいてきています。観戦チケットが取れた人も外れた人も、そもそも抽選に参加すらしていない人も、活躍する選手の姿を見て、少しずつ浮足立ってきたこの時期。あえて観戦する立場ではなく、奮起されて自らスポーツに取り組んでみるチャンスと捉えてみませんか。

水分はとにかく摂りさえすればいい?

運動中に汗をかいた分、水分補給することは当たり前になっている昨今。しかし、ただ単に補給すればよい、というわけではありません。
例えばマラソンのように、こまめに水分を摂ることができない環境を考えてみましょう。「次の水分補給までの分…!」
この先の距離を考慮し、そうやってスポーツドリンクを多めに飲んだとしても、実は急激に吸収された水やミネラルを、身体にとどめておくことは困難です。
水や栄養素をゆっくりと吸収させるには、消化管における消化内容物の粘度を上昇させることが有効であると考えられています。グアー豆食物繊維とも呼ばれる「グアーガム分解物」は水溶性食物繊維であるため、消化内容物に溶けて増粘作用をもたらすほかに、保水力により消化内容物の自由水を奪うことでその粘度を高めることができます。
すなわち、風味や食感に影響を与えないグアーガム分解物をスポーツドリンクに溶かしておくだけで、運動中に失われていく水分やミネラルを穏やかに吸収させることができる、ということです。
いつもの水分補給も、一歩踏み込んで考えてみると、より良いパフォーマンスにつながるかもしれません。

本気でやるなら、集中力を味方に。

本気でスポーツに取り組むとき。気合を入れてその場に臨むと、どうしても緊張が身体をむしばみ、ミスにつながりやすくなります。本気だからこそ最大限の力を発揮したいのに、その気持ちが空回りしてしまう、苦しいもどかしさ。L-テアニンで解消しませんか?
 テアニンを摂取することでゴルフの成績が向上する、という結果が得られています。テアニンによってリラックス状態がもたらされることを示す脳波や、主観的データから推測すると、テアニンが過度の緊張をやわらげ、本来の集中力を発揮するサポートをしたのではないか、と考えることができます。
どうせやるなら、良い成績を。お茶に含まれる旨味成分として日本人になじみのある素材L-テアニンを活用し、さらなる高みに挑戦してみましょう。

頑張り過ぎたとき、気をつけたい鉄分不足。

運動すると、発汗によりさまざまなミネラルが汗腺から分泌されます。それだけではなく、足底への衝撃に代表される、運動に伴う物理的なダメージによって毛細血管内で赤血球が壊れてしまう、という現象も起こります。

これらの結果として鉄分が体外へ排出されてしまい発症する鉄欠乏性貧血は、特に激しい運動を行う人にはよく見られる症状です。しかも、赤血球は鉄欠乏性貧血になることでより壊れやすくなる、という性質もあるため、ある種悪循環に陥ってしまいかねないところがあります。

貧血はめまいや息切れ、脱力感など、運動に支障が生じる症状にも表れてくるため、本気でスポーツに取り組むのであれば鉄分補給をおすすめします。なんとなく具合が悪いというその症状、自覚はなくとも鉄分を取るだけで良くなる可能性もあります。レバーやひじきといった食品や手軽なサプリメントで鉄分を補給することで、より快適な生活になるかもしれません。

今話題のモリンガで、バテない身体に!

スポーツによくある悩みとして、すぐ疲れてしまう、体力が持たない、といった声をよく耳にします。
今話題のスーパーフルーツのひとつ「モリンガ」には、そうした悩みの軽減につながる抗疲労や持続力の向上といったバイタリティー向上効果があると言われています。モリンガ種子エキスをマウスに与えて強制水泳試験を行ったところ、水泳時間が増加し、血漿中乳酸含量も抑制される傾向が確認され、上記の効果を示唆する結果が得られました。
この効果はモリンガ種子に多く含まれるベンジルグルコシノレート(BGL)に由来すると考えられ、BGL代謝産物がバイタリティー向上に寄与することを示唆するデータも得られてきています。
抗疲労にはコエンザイムQ10やアスタキサンチンなど、様々な素材に効果があると言われています。どちらが良いというわけではないですが、バイタリティー向上を目指すのであれば「スーパーフルーツ」を謳えるモリンガも、選択肢の一つです。

スポーツに向けた栄養、という考え方。

上記でご紹介した素材は、サプリメントとしても摂ることができますし、日常の食事の一部として摂ることもできます。より快適なスポーツライフのために、しっかりスポーツをする人も、少しやってみようかな?という人も、『スポーツに向けた栄養』という観点で摂取する栄養に気をつけてみてはいかがでしょうか。

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(2019年10月)

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