その課題、サステナブル目線で解決します
食品開発とサステナビリティ
ここ1~2年で増加している”サステナビリティ” コンセプトの商品訴求。
車や家電、化粧品などの商品では多く見られるようになりましたが、普段の生活でサステナビリティ・SDGs等についてきちんと理解する機会は少ないのではないでしょうか。
一方で、コスト削減等の一見関係なさそうな取り組みも、捉え方を変えれば実はサステナビリティに貢献しているかもしれません。
サステナビリティってなに?
サステナビリティとは、「世界全体が継続的に発展し続ける:持続可能性」を表す概念です。経済成長だけでは地球環境が破壊され、その環境では継続的な発展は難しくなります。人権保護などの社会的包摂も同様です。
良く知られたキーワードであるSDGsはこの概念を実現するために達成すべき17の目標を表します。
最近では、地球温暖化への対策が喫緊の課題として叫ばれており、日本でも社会的要請から企業での取り組みが急速に進んでいます。
食品産業の環境課題へのアプローチとは
では、食品業界でサステナビリティに貢献する場合、どのようなことができるのでしょうか。
実は皆様の日ごろの活動もサステナビリティの貢献に繋がる場合がございます。
① 包装材料変更 ⇒ プラ使用量削減やモノマテリアル化によるリサイクル率向上
② 賞味期限延長 ⇒ 廃棄物の削減
③ 製造工程の改善 ⇒ エネルギーの有効利用、工程内ロスの削減
これらの一見利益追求に見える活動もGHG(温室効果ガス)排出削減やサーキュラーエコノミー*への貢献を通じてサステナビリティ実現へと繋がっています。
*廃棄物をなくし、資源を循環させ、自然への負荷を低減して再生する循環型の経済システム
サステナビリティ実現に繋がる活動をサポート
太陽化学では、以下のようなサステナビリティの実現に向けた商品企画や活動をサポートするソリューションを提供しています。
もしお急ぎの課題があれば、お気軽にお問合せください。
・GHG(温室効果ガス)排出量削減
「生産性向上を目的に飲料製造ラインの抑泡対策を実施し、時間当たりの生産量を増加できた。」
・包装資材のリサイクル率向上
「酸化防止剤を使用して品質を変えずに包装資材変更が可能となり、環境価値をプラスできた。」
・包装資材の削減
「液体油脂と粉末調味料を一剤化することで、複数の包装が不要となり、包装資材が削減できた。」
・海洋・畜産資源の保全
「エビ・イカなど海産物、畜肉類の乾燥具材を、オルタナティブ食品に代えることで資源の保全に貢献した。」
次のテーマでサステナビリティ実現に繋がる可能性のある技術等をご紹介いたします。
(2024年4月)