サステナビリティトレンドで課題増加 賞味期限延長のカギは抗酸化!
企業のサステナビリティへの取り組みが注目される中、食品業界では、フードロス対策や環境負荷の低い包装・容器を使用する取り組みが進んでいます。
この2つに共通する課題が、「賞味期限延長」です。食品の酸化に着目した賞味期限延長のソリューションをお届けします。
食品の品質に関わる酸化劣化
食品の品質劣化には、食品中に含まれる成分の「酸化」が大きな要因として挙げられます。
食品のフレーバー成分や色素成分の酸化は、香りや色調に明確な影響を及ぼし、特に「フレッシュな香り」や「繊細な風味」など新鮮さが特徴である食品においては、その変化は非常に感じやすくなります。
食品の賞味期限延長には、酸化を進行させない「抗酸化」が必要です。
包装・容器の変更で新たなお困りごとはありませんか?
近年のトレンドとして包装・容器を環境負荷の低い材質に変更する動きがあります。
しかしながら、環境に配慮した包装・容器へ変更することによって、従来の品質が維持できなくなる、賞味期限延長を達成することが難しい、といった課題が顕在化することがあります。
・プラスチック使用量の削減
例)PETボトル薄肉化、菓子包装の小型化
・環境にやさしい原料由来の包装・容器へ移行
例)アルミからプラスチック、そして紙などバイオマス原料へ
・リサイクル性の高い原料由来の包装・容器を活用
例)モノマテリアル(単一材質)化
酸化防止剤でサステナブルに賞味期限延長を!
廃棄物の最小化、資源を循環させるサーキュラーエコノミーに向けた取り組みや、食品の賞味期限延長と原料・容器包装のサステナブル化を両立させるためには、食品の酸化劣化を抑制する「酸化防止剤」の活用が効果的な場合があります。
太陽化学では、サステナビリティのトレンドで 更に需要が増加している食品の品質維持への課題解決に高機能な酸化防止剤製剤 スーパーエマルジョンTSシリーズをご提案しています。
太陽化学コーポレートサイトでは食品の酸化防止やフードロス削減に関するコラムを掲載しています。
さらに詳しくお知りになりたい方は、「食品の酸化防止講座」をご覧ください。
フードロス削減に関して、「フードロス削減へ!今、私たちにできること」もご参照ください。
次のテーマでサステナビリティ実現に繋がる可能性のある技術等をご紹介いたします。
(2024年4月)